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気になったモノ・コト.

分割キーボード作成備忘録 その2(作成編)

      2019/02/04

ようやく片側が組み上がったのでログとして残します。
また、公式ビルドにはないホットスワップ化とバックライトをLEDチップで取り付けを行いました。
これから組み上げる方の参考になれば幸いです。

2018.12.28
画像更新しました

公式の組み立て方はここに載っています。
https://github.com/omkbd/ErgoDash/blob/master/Doc/build.md

■1日目(1.5時間)
ダイオードの取り付け

浮かないようにマスキングテープで止めてからハンダ付けを行いました。
+-の方向に気を付けましょう。
また、後で発覚しましたが取り付けが甘いとキーを押しても認識されないということがありました。
しっかりと取り付けを行い、テスターで確認を行った方がいいと思います。


■2日目(1時間)
バックライトオプション1
MOSFET、抵抗の取り付け

1kΩには金属皮膜抵抗1Wを使いました。
金属皮膜抵抗である意味は全くありませんが、青でかっこいいという理由だけです。
ただ「ここは1kΩだよ」という目印になるので意味はあったのかもしれませんw
本当は470Ωにも使いたかったのですが取り付け幅の関係で諦めました。
ただし1本あたりが高くなります。(カーボンだと1円、金属だと1本30円くらい)
またサイズが大きくなるのでちょっと浮くかもしれません。
ただの自己満足でしかないので普通はカーボンでいいです。


でもかっこいいでしょう?

ここもマスキングテープで止めてからハンダ付けを行います。
というかマスキングテープは全箇所で使ったほうがいいです。
MOSFETは小さいので取り付けが面倒でした。難関その1。
手がプルプルしちゃう。

■3日目(1時間)
TRRSジャック、リセットスイッチ、アンダーグローLED

多分難関その2でしょうね。
LEDは方向に気をつけて取り付けましょう。
また、高温度で長い時間半田コテを押し当てるとLEDが壊れます。
自分のハンダが220度だとうまいこと溶けてくれなかったので270度で一気に行いました。
長時間当てるよりも短時間で行うほうがいいとの判断です。
左下の切れ込みがある部分だけを先に取り付けてから他の箇所を付けるといいと思います。
ここも浮かないようにマスキングテープを使いましょう。

■4日目(2.5時間)
Pro Microのピンヘッダ取り付け、ホットスワップ用ベリリウム取り付け

本来Pro Microにはスプリングピンヘッダを付けたのでピンヘッダは必要ないです。
ホットスワップ用のベリリウムをケチって安いものを使ったので高さが出てしまいピンヘッダを取り付けるハメになりました。
ここはケチらないほうがいいと後で後悔しました。
また、ピンヘッダ以外にスペーサーを挟む必要も出てしまったので高さが出てしまうことになりました。
ベリリウムは高さがある分取り付けは楽でした。

digi-keyで購入
推奨
7305-0-15-15-47-27-10-0(/100個以上)
https://www.digikey.jp/product-detail/ja/mill-max-manufacturing-corp/7305-0-15-15-47-27-10-0/ED1039-ND/1765737

使ったもの
0305-2-15-80-47-80-10-0(/100個以上)
https://www.digikey.jp/product-detail/ja/mill-max-manufacturing-corp/0305-2-15-80-47-80-10-0/ED90584-ND/2639493

ベリリウムの取り付けはメカニカルキーに1つづつベリリウムを取り付け、はめ込んでいきます。
硬いのでキーの足が折れたり、ベリリウムが吹っ飛んで3つくらい無くしました。
ペンチでベリリウムを固定してちょっとづつ押し込んでやりました。
指と爪でやったらめっちゃ痛いですよ。
キーにベリリウムを付ける作業が時間かかりました。ダレますね。

■4.5日目(1.5時間)
バックライトにLEDチップ取り付け(非公式)

キーをホットスワップ化したのでLEDもホットスワップ化しないとLEDが取り付け出来ない。
苦肉の策でキーに干渉しないようにバックライトにLEDチップ(1608)を基盤に取り付けました。
2012でもいいような気もしますが、小さいほうがいいだろうと思い1608にしました。
めっちゃ小さいので素人にはお勧めしません。自己責任でお願いします。
+-があるので1個づつ確認して取り付けましょう。


上段と左側1列を紫にしてみました。
が、紫光が弱すぎて残念な子になってしまったので変更しようかと思ってます。

■5日目
Pro MicroにQMKの書き込み

ようやくここまで来ました。
書き込み環境はできているものとさせてもらいます。
私は下記のサイトを参考にして導入を行いました。

https://qiita.com/cactusman/items/ac41993d1682c6d8a12e
http://ascii.jp/elem/000/001/645/1645504/

初期設定だとバックライト・アンダーグローがオフになっているので
rev2/rules.mkのnoをyesに書き換えます。
make ergodash:default:avrdude
でとりあえずデフォルトの導入です。

あとは1個づつキーが効いているか確かめて完了です!!

ちなみに私は「1」と「B」が効かず、泣きそうになりました。
疑う箇所はベリリウム、キーそのもの、基盤を傷つけていないか。
どれも違っていまして…ダイオードの取り付けが甘いことが原因でした。
キーが効かない場合はダイオードを疑ったほうがいいと思います。

■片側完成まで
片側作るのに合計6時間かかりました。
慣れている人ならもっと早いでしょうが、私は自作キーボードが初めてなこともあり戸惑いながら作ったせいで余計に時間がかかりました。
平日仕事が終わってからの作業なので少しづつしか時間がとれないかった為キリの良いところまでしか作業できないのも原因でしょうね。

■かかった費用
ergodash本体
https://booth.pm/ja/items/1011978
13,000円

Cherry MX 互換 スイッチ×70(Kailh Speed)
https://yushakobo.jp/shop/kailh-speed/
10個入400×7=2800円

キーキャップ以前に買っていたもの
1740円だったと思う

MicroUSBケーブル 0円
(そのへんに転がってるのを流用)

LEDチップ×70
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03978/
20個入り200×4個=800円

470Ω1/2W抵抗×70
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-07814/
100個入り100円

1kΩ1W抵抗×2
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=8DXN-SCH5
30×2=60円

NchMOSFET IRLML6344TRPbF
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06049/
10個入り240円

LED WS2812B×24
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07915/
2個入80×12=960円

ベリリウム0305-2-15-80-47-80-10-0
https://www.digikey.jp/product-detail/ja/mill-max-manufacturing-corp/0305-2-15-80-47-80-10-0/ED90584-ND/2639493
18×150=2664円(予備10個)

丸ピンソケット14ピン×4
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/595715/
46×4=184円

M2スペーサー8mm
https://amzn.to/2EMGrs0
799円

———-
合計23347円
———-

他に、無駄になったチップ抵抗やType C変換コネクタ等ありますが省きました。
はんだごてやハンダは元から持っているので計算してません。
仮に買ったとしても5000円はかからないと思うので3万円以内で作れると思います。
長くなってしまいましたがこれから作る人の参考になるといいなと思います。

これからもう片方も完成させたらキーマップやキーキャップの自作等も行ってみたいと思います。

 - DIY, キーボード, デジタルグッズ

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