kyil free map

気になったモノ・コト.

通販というお仕事 その1

   

今やインターネット通販は無くてはならないサービスとなっているが、20年前には海外でしか見たことがなかった。
当時の僕の父親は大学の助教授だか講師だかをしていて、僕も研究所が好きでよく遊びに行ったものだ。
そこにはパソコンがあり、つなぎ放題なんて無かった頃に好きなだけインターネットを出来たのでそれが目的で行っていたのだった。
日本のHPなんてほとんど無く、英語やよく分からない外国語で書かれたHPを見、海外の写真を物珍しく眺めていた。

そんなある日のこと。
「当時面白い形の消しゴム」が流行っていて、たまたま海外サイトで寿司の形をした消しゴムを『いいなあ…』と見ていると親父が珍しく『買ってやろう』とそのサイトで注文してくれたのだった。
僕の”インターネット通販”の初めての出会いだ。
当時はそれが通販サイトなのかも全くわからなかったが(英語が読めなかった)
後々通販サイトだったと知って「便利だなあ」と子供ながらに関心した。
「通販」と言えば一昔前であればテレホンショッピングであったりニッセンなどのカタログ通販が主流。
正直大手以外の通販は怪しい、危ないイメージがあった。
最近では見なくなってしまったけれどもポストによくエロビデオの小さい白黒広告が投函されていたし、
なんだかよくわからない化粧品のサンプルと一緒に広告が届いていた。
約20年前の話なので今の若い世代は全く理解できないかもしれない。
それから10年後、今から10年前にパソコン革命が起きて現在に至る訳だ。
それでも10年前はまだまだパソコンも5家庭に1台くらいの普及率だったそうである。
僕は昔からハイテク技術が好きで、無駄遣いと言われたVAIOをひと夏の住み込みアルバイト代を全てつぎ込んで購入した。
大体30万くらいだったと思う。
今では量産化も進み安くなったがいい経験になったし、一種のステータスだった。
無駄遣いとは思わない。

休話閑題。
パソコンも普及が進み、インターネットもつなぎ放題が出始めた頃。
そんな時にインターネット通販が目立ち始めた。
日用品から家具、怪しい薬やらマジックマッシュルームなど。
規制もほとんど無く、知識の無い人はコンピューターウイルスに感染しまくっていた頃の話だ。
ま、今でも変わらないですがね。
とうとうここまで来たか!と感慨深くなった反面、このままいったら世の中はどう変わっていくのだろう…と考えたりもしたが予想通り「インターネット」は生活の一部となった。
当時あの頃の自分に商売をしろと教えてやりたいものだ。

長くなってしまったけれどもやっと本題。
今や当たり前となってしまったインターネット。
若い世代にとっては生まれた時からあるのだから生活の一部となっても当然だろう。
だからだと思うが、旧世代の人間とは捉え方が違うのだと感じる。
2chであったりブログであったり、メールであったり。
使い方そのものが違うのだから弊害があって当たり前だ。
先月だったかツイッターで話題になった中学生の「学校の掃除をなぜ僕らがしなければいけないのか」の中で

Q:何事も経験でしょう?何かするときに経験がなくてはやり方もわからないのでは?
A:ググればわかります。

と答えていたが、正しいのか正しくないのかは判断できなかったけれども、寂しくなった。
老害とか言われそうだけれども「ググられる」方にはなれないんだろうな、この子。
自分で何かを見つけてやってみる以外に新しい発見なんて有り得ない。
もちろん、新世代の中でもすごい方はたくさんいらっしゃる。
海外のニュースとか見ると13歳の子がロータリーエンジンを1から作ったとか、すごいと思える子がいる。 
…が、日本人でこの子すごい!と思える子なんてそうそういないんだな、これが。
スポーツ選手くらいじゃないかな、そういう子。

僕は通販屋の仕事をしている。
店名は出さないが若い世代向けの商品を販売しているが、常識のない子が多くて困る。
お問い合わせを受けるとそれこそ『ググって下さい』とか言いたくなる子が大半だ。
例を出す。

・多分ここで買ったんだけど届かない。どうしてくれるの?
・これって再販予定ありますか?(商品名も出さずに)
・銀行振込ってどうやってやればいいんですか?
一例である。

ウィキペディアでもリンクしてあげればいいのか?
携帯メールからの問い合わせだと文字数制限があるのでホントにwikiのURL送ることもある。
どこからどこまでがお店で教える範囲なのか最近全く分からない。
わからないことを聞くのはいい。
が、聞く相手間違ってないか?
問い合わせ方とかあるだろう?
親は教えないのだろうか。
全く理解できない。

あと、何気に多いのが「訴えます」。
これは若い世代にかかわらず、年齢層関係なくいる。
商品説明文に書いてあるにも関わらず文句を突きつける。
いわゆるモンスターってやつだ。
インターネットに係わらず、接客業をしていれば必ず通る道である。
愚痴ではない。
ユーザビリティとかそういう問題ではなく「どうしようもない人」というのもいるのだ。
その1終わり。
続きはまた今度書くかもしれない。

 - 通販業界 ,

  関連記事

関連記事はありませんでした

PREV
test02
NEXT
季節モノ